サイト完成までのお話し

Webデザイナーとしてお仕事をしだしてから5ヶ月が経とうとしています。

最近は案件にも関わらせていただけるようになり、

先日初めてサイトローンチまで見届けることができました!


案件に関わって初めて気づいたデザイナーとしての役目や、

デザインの楽しさ、サイト制作の楽しさ、そして大変さ。

今だからこそ感じているものもあると思うので、ブログに残しておきます。


サイト制作の流れ


まずはじめにサイト制作は数日で終わるものではありません。

ローンチまでに3ヶ月ほどかかります。

(サイトのボリュームなどにもよりますが、コーポレートサイトなどはそれくらい)

色んな人が関わってさいとはできていくのです。


まずはじめに、ディレクターがクライアントとサイト制作をして

どんな課題をどう叶えるのかのすり合わせをして、

サイトのコンセプトを決めていきます。


その後の制作工程の、ワイヤーフレーム作成やデザイン、コーディングが、

本当にこれで進めて良いのか判断するときに、

コンセプトが実現するかしないかで判断していきます。


コンセプトは関係者の共通認識を取るためのものでもあります。



コンセプトが決まると、ディレクターがワイヤーフレームを書いていきます。

クライアントと参考サイトなどを持ち寄って、すり合わせなどもしていくようです。


ワイヤーフレームが固まるといよいよデザイン!


ワイヤーに載っている情報が本当に必要なのか、

不足しているものはないかなどもデザイナーは確認します。

そのあと何周もヘッダーからフッターまでの作り込みを何度も繰り返し、

納得するまでデザインしていきます。


デザインをするときは、ホバーした時の動きや、

デバイスサイズが変わったときなどはどう見えるのかも

しっかりと考えながら作成しなければなりません。


デザインが完成するとその次はコーディングです。


デザイナーがどういった動きを想定してデザインを作成したのか、

そのあたりのすり合わせをしっかりと行います。

動きのすり合わせを行うMTGでは擬音語がとびかいます。笑

シュンッとした感じで・・・とか。笑


コーディングを行いながら、サーバーの準備などをしていきますが、

どのブラウザで見ても崩れのないようにする必要があるので、

テスト環境を用意して、実際にどう見えるのか、どう動くのかを確認していきます。


ローンチ前はメンバー総動員で崩れや表記揺れやがないかを確認します。

粗探しをして、それを一つ一つ潰していき・・・


クライアントに確認していただき、ローンチするわけです!


サイト制作でのデザイナーの役目


サイトローンチまでを経験して感じたデザイナーとしての役目ですが、

デザイナーは見え方を誰よりも気にしないといけない。

正直これのみです!

いくらクライアントの要望とはいえ、

それは絶対によくない!というものはきちんと言わなければなりません。

サイト制作のクオリティー担保はここにかかっていると思います。


ただ、「これはなんか変だからやめよう。」と言ってもクライアントは納得しないので、

きちんと納得できるように説明する力も必要です。


もちろんサイト制作は、あくまでもクライアントありきなので、

どんなにこっちがいいと思っていたとしても、

クライアントに違うと言われればクライアントの要望に合わせるしかありません。

そこがデザイナーの苦しみでもあるな・・と思いました。


一番はじめに提出したデザインと全く異なるデザインでFIXすることなんてザラにあります。

でも、だからこそ、一発目はデザイナーのベストを尽くした状態でなければ

だめだなあ・・!とも思いました。


まとめ・感想


初めてのサイトローンチを経験して感じたこと。

それはサイト制作って楽しい!ということです。


ディレクターとデザイナーとコーダー。

それぞれが自分の役目をしっかりと果たさなければ完成しない。

いいものを作りたい!という一人一人の思いがあるからこそ、

一人では決して完成しないことがわかっているからこそ、

チームワークが発揮されるんだろうなあ・・と思いました。


どうデザインすればコーディングしやすいかな?

どうデザインデータを作成すればコーディングしやすいかな?


そんなことを無意識に考えていました。


自分が作ったデザインが実際に動いているのとかを見ると、

本当にワクワクします。



サイト制作って面白い!!!!!


この気持ちはずっと持っておきたいです。