参考探しのお話


自分でデザインを一から作成するときは、

自分のしたいデザインを明確にする、アイディアを膨らます、などのために、

参考になるデザインを探していきます。

そういった参考デザインを見つけるときは、ネットで検索したり、参考本を使って探していきます。


今回、タイポグラフを使って制作をしたいと考え、参考を探していたのですが、

参考を探す中で大切だと思ったポイントがいくつかあったのでまとめておきます。



参考を探す時のポイント


・とにかく色んなパターンを探す

ー自分の中で「これいいかも!」と思うとどうしてもそれに固執してしまいがちですが、

 実際に進めてみると、「あれ?イメージと違うな・・・」となることもあります。

 そうなってからまた違う参考を探すと成ると効率が悪くなるので、

 参考探しのうちに、いくつかのパターンをもって置くと、

 イメージと違って使えそうにないとなったときに次打つ手が早くなります。


・様々な参考をかけ合わせていく

ーベースとなる参考デザインが見つかったら、底からがデザイナーの腕の見せ所。

 このデザインに足りないのはなんなのか。

 その足りない部分を補えるデザインはなんなのか。

 そんなことを考えながら参考デザインを集めていきます。

 色んなデザインを参考にかけ合わせて自分のデザインにしていきます。


・書き出す

ー実際にイメージが湧いてきたら、頭のなかで想像するだけでなく実際に書き出してみます。

 いわゆるワイヤーフレームです。

 ワイヤーフレームを書いて、これでいけそう!

 となったら、そこから手を動かしていきます。



まとめ・感想


デザインをする時に、デザイナーはまず参考探しに時間をかけます。

実際に手を動かす時間よりも探している時間の方が長いかもしれません。

それくらい参考探しは大切です。


最近、デザインのオーダーが入ってから参考探しをしているようではいけないなあ。と思います。

日頃からアンテナを張って色んなデザインを見て、アイディアの引き出しを増やすことが、

デザイナーとして大切です。


web業界は特に、トレンドなどがすぐ変わるし、技術の進歩も早いので、意識していきます!